IRON AIRSOFT より PWS ( PRIMARY WEAPONS SYSTEMS )MK1 MOD2 コンバージョンキット がリリース予定。まずは 東京マルイMWS 用のキットから
IRON AIRSOFT(アイアンエアソフト)より、 PWS ( PRIMARY WEAPONS SYSTEMS )の MK1 MOD 2-M のコンバージョンキットがリリースされることがアナウンスされた。正式ライセンスによりフル刻印 リアルディテールとなり、特徴的なデザインのアンビレシーバーやバッファーチューブ、独自のガスレギュレーターシステムとそれに対応したハンドガードがオールインワンのキットとなっている。
まずは年内に 東京マルイMWS ガスブロ用のキットが発売となるが、後発として PTW / トレポン 用のコンバージョンキットも時期未定ではあるがリリース予定とのことだ。
※画像は実銃の参考写真となり、ガスブロ製品とは仕様が異なります。
フロントのレングスバリエーションで3モデルを展開予定
PWS MK1 MOD 2-M コンバージョンキットはアウターバレルレングスとハンドガードレングスの違いにより3モデルがリリースされる。各モデルの仕様は以下の通り。
① PWS MK111 MOD 2-M
PWS ではモデル名の後ろに付く数字はおおよそのバレルレングス、ハンドガードレングスを表しており、 MK111 は MK1 の 11インチ ライフルということになる。実銃のデータにはなるが、MK111 MOD 2-Mはアウターバレル11.85インチ、ハンドガードは PicLok 11インチ、マズルデバイスは FSCコンペンセイター となる。
いわゆるカービンレングス、CQBRレングスと呼ばれるバランスの良いサイズで、3モデルの中で最も人気となりそうだ。
※画像は実銃の参考写真となり、ガスブロ製品とは仕様が異なります。
② PWS MK107 MOD 2-M
MK107 MOD 2-M はアウターバレル7.75インチ、ハンドガードは PicLok 6.9インチ、マズルデバイスは PWS CQB コンペンセイターで、ARピストルらしい佇まいとなる。
PWS MK1 MOD 2-M コンバージョンキットには3モデルともストックが付属しない予定で、お好きなストックを別途入手して頂く必要がある。このモデルは実銃でいえば、バレルレングス的に民間仕様ではライフルとして一般の所持が認められない長さであるため、実銃と同じく 2-M ピストルとして SBA3 アームブレース を装着するのが似合いそうだ。
※画像は実銃の参考写真となり、ガスブロ製品とは仕様が異なります。
③ PWS MK116 MOD 2-M
MK116 MOD 2-M はアウターバレル16.1インチ、ハンドガードは PicLok 15インチ、マズルデバイスは FSCコンペンセイター となり、一般的な民間AR15仕様となる。
PWS のコンプリートライフルではグリップやストックなどのポリマーパーツに BCM を採用するケースが多く、 MK116 でも BCM パーツを使用するのがオススメだ。
※画像は実銃の参考写真となり、ガスブロ製品とは仕様が異なります。
PWS MK1 MOD 2-M の特徴
PWS MK1 MOD 2-M のレシーバーを見て何かお気づきの方もいるのではないだろうか?これは、今はなきRebel ArmsのRBRアンビレシーバーそのものである。
エアソフト業界においては長年、 Rebel Arms RBR-15 としてレプリカレシーバーが製作され続けてきたが、実銃界においては Rebel Arms はライフル製造から2018年時点で撤退。その後ディストリビューターとしてライフル販売を続けるも、現在ではそのオンラインショップも閉鎖されておりメーカー自体がどうなっているのか、状況は不明だ。
Rebel Armsが製作していた RBR-15 は現在は PWS ( PRIMARY WEAPONS SYSTEMS : プライマリーウェポンシステム )によりその意匠が引き継がれ、MK1 MOD 2-M シリーズとして製造されている。
エアガンパーツでは初となるPicLokハンドガード
PWS MK1 MOD 2-M ではハンドガードの意匠も引き継がれ、PicModという Keymod レールシステム搭載のハンドガードが存在していたが、現在では M-LOK の普及に伴いPicLokハンドガードへとモデルチェンジしている。
また、 Rebel Arms 時代にはなかったロングストロークガスピストンシステムを新たに採用し、独自のガスブロックのほかガスチューブがプッシュロッドに変更され、ハンドガードもその機構に合わせた設計がされている。PicLok はこのレギュレーターに対応したハンドガードとなっており、ガスブロックのレギュレーター操作のためにトップレールの一部にポートが開いており、メカニカルなデザインが非常にカッコイイ。
これらのガスレギュレーターシステムやPicLokハンドガードはエアソフトパーツとして初のモデルアップとなる。
※画像は実銃の参考写真となり、ガスブロ製品とは仕様が異なります。
特徴的なバッファーチューブ&キャッスルナットも再現
Rebel Arms RBR-15 の時から採用されていた、特徴的なバッファーチューブとラチェットロックキャッスルナット&エンドプレートは PWS MK1 MOD 2-M でも健在。IRON AIRSOFTではそのデザインもしっかりと再現するこだわりようだ。
軽量化のためフルート加工されたバッファーチューブと、キャッスルナットの不用意な緩みを防止するラチェット機構は、まさに Rebel Arms の特徴の1つ。
かつてレシーバーに輝いていた「R」のロゴは無くなっても、世界中のガンマニアを虜にした RBR-15 は進化を続けながら生き残っているのだ。
※画像は実銃用パーツの参考写真となり、ガスブロ製品とは仕様が異なります。
※画像は実銃の参考写真となり、ガスブロ製品とは仕様が異なります。
MWS用コンバージョンキットは2022年11月発売予定
IRON AIRSOFTによれば PWS MK1 MOD 2-M MWS用コンバージョンキットは11月に発売予定とのことだ。グリップとストックは別売となるが、それ以外のアウターパーツがほぼ一式揃った形でのリリースとなる。
価格はメーカー希望小売価格125,800~129,800円(税抜)となる予定。
まだ本格的な量産前の段階につき、仕様については本記事での紹介内容とは異なるかたちでリリースされる可能性もある。製品の最終的な仕様については、このOUTLINEやtwitterでも情報公開するので、是非フォローして頂きたい。